相棒Season23_第10作（1/8放映）【ゲストは碓井将大と青島心】

誘拐事件から一転、相棒らしい数奇な殺人事件が幕を開けます。

前回放映では誘拐事件が描かれましたが、2025年1月8日放映の『相棒』では、再び「殺人事件」が物語の中心となります。右京（水谷豊）が美術館で雨やどりをしている際に出会った青年・福丸健吾（碓井将大）。その特徴的な傘が、翌日発生したスナックのママ撲殺事件の現場に残されていたことから、物語が動き出します。健吾と父親との確執、彼が片想いしていた女性・塔子（青島心）の失踪、そして事件被害者とのつながり…。親子の情と愛情が複雑に絡み合う中で、涙雨の先に待つのは幸福か、それとも悲劇か。運命的な出会いから紐解かれる今回の事件、目が離せません。

カギとなる小道具は傘
交錯する人間模様
ゲストは碓井将大と青島心
- 碓井将大さん
- 青島心
〆最後に〆

カギとなる小道具は傘

今回の相棒では傘が重要な役割を果たします。右京さんの印象に残っていた傘が殺人事件での痕跡となるのです。そして、その傘が人間ドラマに繋がっていきます。

雨やどりの美術館で出会った青年

美術館を訪れた右京（水谷豊）は、突然の荒天に見舞われ雨やどりをしていた。その際、隣で誰かを待っている様子の青年と出会う。彼が持つ特徴的な傘が、右京の記憶に強く残った。この一見何気ない出来事が、数奇な事件の始まりとなる。

傘が導く殺人事件の真相

翌日、スナックのママが撲殺される事件が発生。現場には、殺害時に青年の傘が置かれた形跡があり、その後持ち去られていた。この不自然な状況に目をつけた右京は、薫（寺脇康文）と共に傘の持ち主である青年を追う。

傘職人の息子・福丸健吾との接点

捜査の末、青年は老舗の洋傘店の一人息子・福丸健吾（碓井将大）であることが判明。しかし、健吾は半年前に職人気質の父親と衝突し、家を出ていたという。右京は健吾を探し出し、偶然を装って接触。事件との関わりを探り始める。

傘に秘められた人間模様

福丸健吾の持つ傘は、事件の鍵を握る重要な小道具となる。その傘は彼が片想いしていた女性にプレゼントしたものであり、失踪した女性と被害者との意外な接点が浮かび上がる。傘を巡る親子の絆と未解決の思いが交錯する中で、事件の真相が次第に明らかになっていく。

右京の洞察力と傘にまつわる人間ドラマが絡み合う今回の事件。涙雨の先に見える結末とは一体何なのか。

交錯する人間模様

親子の絆がもたらす葛藤

福丸健吾（碓井将大）は、長年続く洋傘店の一人息子。だが、職人気質の父との衝突により、半年前に家を出てしまった。傘作りに誇りを持つ父と、それに反発する息子の間に生まれた亀裂。父への敬意と反発が入り混じる健吾の心情が、事件の背景に影を落とす。

雨やどりから始まる儚い恋

健吾は、片想いしていた女性・塔子（青島心）と雨やどりをきっかけに知り合い、逢瀬を重ねるようになった。しかし、その幸福な時間は長く続かず、塔子は半年前に突然姿を消してしまう。塔子に対する切ない想いを抱えたまま、健吾の心は未だ過去に囚われている。

傘に込められた想いの行方

右京（水谷豊）は、現場から消えた傘が、健吾が塔子に贈ったものではないかと推理する。その推理をもとに塔子と被害者の接点を探るうちに、傘が象徴するのは単なる道具以上の人間関係であることが明らかになる。愛情と執着、そして喪失感が交差する中、傘に込められた想いが事件を解く鍵となる。

涙雨の先に待つ結末

親子の情、叶わぬ恋、そして失われた絆が絡み合う今回の事件。その結末は幸福か、それとも悲劇か。涙雨のように切なく、けれどどこか温かい物語が視聴者の心に深く残ることだろう。

ゲストは碓井将大と青島心

今回ゲストは碓井将大と青島心です。最後に夫々のご紹介を致します。

碓井将大さん

碓井将大さんが、人気ドラマ『相棒 Season23』の第10話に登場します。物語の鍵を握る重要な人物・福丸健吾役を演じ、その巧みな演技が視聴者の注目を集めています。

碓井さんは、2007年に「第4回D-BOYSオーディション」でグランプリを獲得し、D-BOYSのメンバーとしてデビュー。以降、多くのドラマや舞台で活躍してきました。さらに、2013年にはアメリカへ演劇留学し、演技力をさらに磨き、主演作もこなす実力派俳優へと成長しています。

戦隊ものから本格ドラマへ、多彩なキャリア：

2018年には映画『炎神戦隊ゴーオンジャー10 YEARS GRANDPRIX』で城範人/ゴーオングリーン役を演じ、戦隊ものという若手俳優の登竜門を経験。さらに同年、4つの舞台とドラマ・映画の掛け持ちをこなすなど、精力的に活動を続けています。

『相棒』シリーズとの縁：

碓井さんは『相棒』シリーズへの出演もこれが初めてではありません。『相棒 Season17』第10話「ディーバ」では、自殺した兄の復讐のため誘拐犯となる市原幸雄役を熱演。その複雑な心情を繊細に表現し、視聴者に強い印象を残しました。

Season23で新たな魅力を発揮：

今回の『相棒 Season23 第10話』では、老舗洋傘店の一人息子・福丸健吾という役柄で、親子の葛藤や秘めた想いを表現します。傘が物語の鍵を握る中で、碓井さんの演技がどのようにストーリーを彩るのか注目です。

向上心に溢れ、多彩な役柄で活躍を続ける碓井将大さん。『相棒 Season23』で新たな魅力を見せてくれる彼に注目しましょう！

青島心

少林寺拳法黒帯の実力者であり、大の阪神ファンという多彩な経歴を持つ青島心さんが、「相棒 Season23」に登場！

小学4年生から高校3年生まで続けた少林寺拳法では黒帯を取得し、その経験を活かしたアクションシーンで視聴者を魅了すること間違いなしです。また、父親から受けた”阪神タイガース英才教育”で立派な【虎党】に成長した青島さん。阪神の試合観戦を通じて培った鋭い洞察力や勝負勘が、ドラマ内でもキャラクターの魅力として活かされることでしょう。

芸能界入りのきっかけは、母親の応募による2011年「第7回東宝シンデレラオーディション」。高校1年から東宝芸能に所属し、2015年には「第23回ピチレモン専属モデルオーディション」でグランプリを獲得。その後モデルとして活動を始め、2017年のドラマ『絶狼-ZERO- -DRAGON BLOOD-』（テレビ東京）では、初出演にしてヒロインに抜擢されるという華々しいスタートを切りました。

現在は特撮ドラマ『仮面ライダーギーツ』でヒロイン・ツムリ役を務めるなど、幅広いジャンルで活躍中の青島心さん。「相棒 Season23」では、その多才な背景と経験を活かし、物語に新たな風を吹き込む役柄として注目されるでしょう。彼女の持ち前の明るさと芯の強さが、杉下右京や冠城亘との掛け合いにどう絡むのか、期待が高まります！