ネイティブ講師のここでの定義
ネイティブの英語講師との聞いたらどんな人を思い浮かべるでしょうか?そしてネイティブスピーカーのメリット・デメリットを考えた事がありますか?今回はそんなネイティブ英語講師を考えてみます。
英語にも時代の移り変わりと共に若干の変化はあるでしょうが、幼少時代から英語で考えている人こそ英語のネイティブ・スピーカーです。そんな英語のネイティブスピーカーが講師を務めている英語教室を考えていきます。
ネイティブスピーカーが講師という観点です
本サイトでの「ネイティブ講師」 (詳しく考えます)
英国・米国などの英語を母国語とする国から来た講師をこのサイトでは「ネイティブ講師」であると定義します。
ネイティブ·スピーカーという言葉を言葉使っている時はアメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアといった母国語として英語を話している人々を対象に考えてます。
ネイティブ·スピーカーは幼少時代から英語を語り、英語を聞いてきてます。英語で悩んだり怒ったりしてきました。
またネイティブ·アメリカンという言葉には注意が必要でアメリカ原住民のインディアンを表す言葉です。今回は「ネイティブ」という概念から除外して考えます、
色々な考えで、先住民族の概念が使われ言葉が論じられます。
ネイティブ講師をお勧めする場合
ネイティブ・スピーカーの利点は実際に現地で使われる自然な発音が身に着くことです。ネイティブ・スピーカーならではの大きなメリットです。
留学や長期出張に出かける前には慣れておくという意味も含めてネイティブの講師と沢山話すことをお勧めします。
ネイティブの国では英語で意思疎通されていて、そうした人々と誤解なく楽しく話していく為には正確な発音や聞き取りが出来ないといけません。
非ネイティブから英語を学ぶメリット
非ネイティブの人から学ぶメリットにも言及しておきます。先ずは受講価格の安さです。
地理的な側面から日本へはアジアからの流入が低コストで、双方にメリットがあります。また特にアジア新興国の人材は豊富です。
事情が相まって講師の低価格が日本で実現しています。日本人より熱心な傾向もあります。
ネイティブは思考回路(方式)が英語で構成
冒頭の表現で「幼少時代から」という表現を使いましたが、ネイティブ・スピーカーの頭の中では英語で物事を考えています。
仕事の段取りでも数学のロジックでも英語表現で話を進めていきます。論理構成が英語でなされます。
英語論理でも段取りは必要
日本語でも英語でも前提条件が話し相手に伝わっているか話の初めの部分で確認しましょう。InFirstといった言葉で始まる会話が必用です。
英語論理では論理解説が必要
そして英会話では論理構造を分かりやすく伝えて下さい。意識して三段論法などを活用して下さい。SoやAndといったロジカルな接続詞を適切に使って下さい。
英語論理では結論が重要
そして一般でよく言われるように外国人の思考はストレートで目標がはっきりしています。曖昧な仕事の仕方は嫌われます。「出来ればいいなぁ」ではなくて「やるんです」という表現が多いです。
日本語で考えて表現出来ていた常識が通用しなくなる事態を想定して下さい。
こうした論理構造に対しては別項を設けて更に深く考えたいと思いますが、ネイティブの英語スピーカーは論理構造が違うのだと強調しておきます。その論理を含めて日本人と違うのだと考えておいてください。
発音(音)や話し方(リズム)が自然
またネイティブスピーカーの英語はとても自然です。何故なら子供時代から沢山使いこなれているからです。あたり前といえば、あたり前ですね。
無論、英語でも地方によって若干の発音差異がありますが、そこも含めてネイティブスピーカーは英語を理解して使いこなします。
例えばカックニーと呼ばれるロンドン訛りはネイティブスピーカーには自然に理解されます。日本人が関西弁を受け入れるみたいな感覚です。そしてそのしゃべり方を尊重します。
会話をしていてとてもキレイな英語である事に気付くでしょう。滑らかで時には単語単体が分かりにくい表現も出てきます。
第二言語として英語を使う国
実用的には実際のところ、キレイな発音よりも分かりやすい発音の方が初心者には有難いです。滑らかに語る事も大事ですが丁寧な表現の方が喜ばれます。
それだから母国語を使うネイティブスピーカーよりも、第二言語として英語を学んだアジア人の講師から学んだ方が分かりやすい場合が多いです。
実際にネイティブスピーカーよりも学習者の心情を理解してくれている場合も多々あります。
何を目的として英語を話していくか
こうして考えていくと英語学習でネイティブスピーカーを考える際には何を目的として学習するかという視点が大事です。
キレイで正確な発音をじっくり身につけたい人にはネイティブスピーカーは非常に魅力的です。誰が聞いても完ぺきな英語を身に付けたいと拘る(こだわる)人も居るでしょう。
それに反して初心者が英語の学習をしていく際には講師がネイティブスピーカーであることに拘る(こだわる)必要はないと考えています。
どんな事を英語講師に求めるか考えてみては如何でしょうか?
〆最後に〆
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