日経新聞での問題提起
12/10の日経新聞夕刊に消費者目線での記事が投稿されていたので内容を掘り下げます。決済手段の違いで価格差が出るというお話です。利用者には少し不可解です。
記事詳細の内容は難しいのですが、以下の3点を日経は指摘していました。
①appleやGoogleに対する関連業者の配慮
②決済業者間での競争環境の欠如
③スマホユーザーの意識の甘さ
簡単に説明していくと、どうなるか考えています。
主にパソコンのサイト経由とスマホの決済アプリの比較です。
スマホ決済の落とし穴
今回ご紹介する話の背景としてスマホの利便性向上が大きいです。
スマホアプリでの決済が便利な上に多くの人は電子決済といえば「スマホでの決済」を先ず思い浮かべます。
スマホ料金を払う延長線上で動画配信の料金を支払います。
消費者は知らないだけで
損をしてます。
パソコン経由のメリット
スマホアプリ経由でユーチューブのサービスを利用すると価格差が最大で31%出ます。同じサービスですが、価格差が出ます。
動画配信の運営行者であるユーチューブがGoogleやAppleに対して割高な手数料を支払うからです。利用者にも負担がまわってきます。
名目としては手数料ですが、実質的にはシステムメンテナンス費用や開発費用の名目も含まれてます。
利用者には不可解ですが、
ビジネスモデルに従って
費用が発生しています。
従って、パソコン経由でメーカーのサイトから直接契約すればお得な場合が多いです。販売戦略を考えたら自明ですよね。
便利さの代償
スマホで便利に「ネットを見ながら買い物も出来ます。」という仕組みは便利です。便利ですが、代償が伴います。
価格差の例
①日経新聞の記事から価格差の例を引用します。
【ユーチューブ‥プレミアム(月額)】
アプリから | 価格差 | サイトから |
1,550円 | 31% | 1,180円 |
【アベマの音楽ライブ視聴(現金換算)】
アプリから | 価格差 | サイトから |
4,944円 | 10% | 4,500円 |
【クックパッド(月額料金の比較)】
アプリから | 価格差 | サイトから |
400円 | 30% | 308円 |
【TicTocの投げ銭70枚】
アプリから | 価格差 | サイトから |
160円 | 3③% | 120円 |
【マッチングサイト(タップル)の月額料金】
アプリから | 価格差 | サイトから |
4400円 | 19% | 3700円 |
②また、私のサイトから英会話学校の比較もご紹介します。この場合はメーカー公式サイトからの申し込みで差が出る事例です。
【アクエスのお試しレッスン】
アプリから | 価格差 | サイトから |
19,800円 | 90% | 1,980円 |
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