コンタクトレンズの歴史【ダ・ヴィンチの考察から始まる歴史】

New Challenge

着想はダ・ヴィンチ

【AD】

先ず本記事は2023年8月7日の日経新聞夕刊でのコラム記事の内容が含まれています。コンタクトレンズの発展史を面白く感じましたのでご紹介します。

便利ですよね。

いつ頃出来たか気になります。その着想の起源はダ・ヴィンチに遡ります!!

ダ・ヴィンチは水の中における物の見え方に着目して考察を進めています。無論、現代のレベルの医学知識、工学制度は無いと考えるべきでしょうが、思考の新規性は特筆すべきです!!網膜に映る映像の記録を1508年に残しています。

後の時代1637年にフランスのデカルトもまた同様の考察をしていますが安心な水に対して空気との屈折率を利用しています。目と接触するのは水です。二人共、眼球に異物を接触させるような研究はしていません。

名前の由来は19世紀

19世紀、1888年にスイスでドイツ人眼科医であるアドルフ・ガストン・オイゲンフィックがガラスを目に入れます。ウサギで実験を重ね、人間の眼球の形に合わせたガラス製のレンズを装着しました。当時の論文での名が「Contactbrille」だった事情が後々の名前の由来だと言われています。

眼科医のバックグラウンド:

    • アドルフ・ガストン・オイゲンフィックは、ドイツ出身の眼科医で、スイスでの眼科医業を営んでいました。彼は眼の疾患や視力障害の治療に取り組んでおり、特に近視や乱視などの視力問題に焦点を当てていました。

レンズのアイデア:

    • オイゲンフィックは、視力障害を矯正するために、目の表面に直接レンズを配置するアイデアを考案しました。当時の眼鏡は不便で重かったため、より快適で自然な視力補正方法を模索していました。

初のコンタクトレンズの試作:

    • 1887年、オイゲンフィックは初めてのコンタクトレンズの試作品を製作しました。これらのレンズはガラス製で、直径が大きく、角膜全体を覆うものでした。

実用性の向上:

    • オイゲンフィックは次第にコンタクトレンズのデザインを改良し、より小さく、着け外ししやすく、患者にとって快適なものを開発しました。材料の選定や形状の工夫を行い、安定感を高めました。

初の公的発表:

    • 1888年、オイゲンフィックは彼のコンタクトレンズの研究成果を公に発表しました。彼はその年、パリでの国際医学会議でコンタクトレンズの発表を行い、これが広く知られるきっかけとなりました。

コンタクトレンズの普及:

    • オイゲンフィックのコンタクトレンズは当初は特定の症例に限定的に使用されましたが、その後の年月において、材料やデザインの改善により普及が進みました。そして、20世紀に入るころには、より多くの視力障害患者に利用されるようになりました。

アドルフ・ガストン・オイゲンフィックのコンタクトレンズの開発は、視力障害者の生活を改善し、現代のコンタクトレンズ技術の基盤を築く重要なステップでした。

ただ、ガラスだと実用上は破損が怖くて安心できませんよね!!

20世紀に実用化

その後、1930年代頃からハンガリーや米国で復旧が進んでいくのですが、このときの主役が安全な樹脂製のレンズです。一般人向けに処方されたレベルで広がり始めます!!日本でも戦後は外国文化の浸透と共にコンタクトレンズの情報が得られるようになってきました!!

そして何故か??お医者様とメガネ屋さんが同じ時期に国産品を名古屋で開発していきます?!

1949年に名大医学部に所属していた水谷豊氏が「円すい角膜」という奇病を患った患者さんで効果を確認しています。手術しないで効果を出した点が画期的です!!厚さ1mmのプラスチック板を加熱と研磨の加工で精度を出しています!!

 

 

新型レンズで機能アップ

新型のコンタクトレンズが登場し、機能がアップグレードされることは、視力補正や快適性に関して利用者に多くの利益をもたらす可能性があります。以下は、新型コンタクトレンズでの機能アップについて考えられるいくつかの要素です:

視力補正の向上:

新しいコンタクトレンズ技術は、より正確な視力補正を提供できるようになるかもしれません。これにより、近視、遠視、乱視、老視などの視力問題に対する効果的な解決策を提供できます。

高度な保護機能:

新型コンタクトレンズは、紫外線(UV)やブルーライトからの保護機能を組み込むことができます。これにより、眼の健康を守り、長時間デジタルデバイスを使用する人々にとって特に役立つでしょう。

酸素透過性の向上:

通気性の高いコンタクトレンズは、角膜に必要な酸素供給を改善し、目の快適性を向上させることができます。新しい材料やデザインにより、これらのコンタクトレンズの酸素透過性が向上するかもしれません。

乾燥からの保護:

コンタクトレンズの表面に保湿機能を持たせることで、乾燥した目からの保護が向上します。これにより、コンタクトレンズを長時間快適に着用できるようになります。

デザインの多様性:

新型コンタクトレンズは、カラーコンタクト、デザイナーコンタクト、特殊効果コンタクトなど、さまざまなデザインオプションを提供するかもしれません。ユーザーは自分のスタイルや好みに合わせて選択できます。

簡単なお手入れ:

新しいコンタクトレンズは、より簡単に清潔に保つことができる材料やコーティングを備えているかもしれません。これにより、ユーザーはコンタクトレンズのお手入れにかける時間を減らし、利便性を高めることができます。

新型のコンタクトレンズの機能アップにより、視力補正と快適性の両方が向上し、ユーザーの日常生活においてより便益をもたらすことが期待されます。ただし、新しいコンタクトレンズを使用する前に、専門家や眼科医の助言を受けることが重要です。また、コンタクトレンズの正しい取り扱いとお手入れにも十分な注意が必要です。

〆最後に〆

以上、間違い・ご意見は
次のアドレスまでお願いします。
最近は全て返信出来てませんが
適時、返信して改定をします。

nowkouji226@gmail.com

全体の纏め記事へ】

雑記の纏め記事に戻る

コメント

タイトルとURLをコピーしました