テックジムの経営方針
(2024/1/1改訂)
本稿はプログラミングスクール各社の料金体系を比較し、その中でテックジムに着目した時の料金と経営方針を考えてみます。
「学び放題!!」と表現しましたが、その意味が伝わるはずです。
そうして考えていくとテックジムの経営からは
大きな理想が見えてきます。
https://techgym.jp/news/fundinno_message/
テックジム自身がクラウドで資金を調達しているのですが、資金提供者達は
それぞれテックジムと理念で繋がり未来を切り開いています。
「大衆層の教養」を考える一方で勉強開始に対するハードルを下げていくビジネスモデルは分かり易くて思いが伝わるやり方ですね。そうした思いを抱く藤永氏を、多くの起業家が支えている構造が皆様の理想と合致することでしょう。
なにより、藤永氏の支持者たちは殆ど彼と関わる中で(きっと「きっかけとして」指導を受ける中で) 成長していった結果として、事業家として立ち位置を作っていく事が出来たのです。言い換えれば藤永氏の事業家としての「熱」が伝っているのです。
他スクールとの相違点
筆者の知識経験からプログラミングスクールを以下3つに分類します。
総額30‐70万円程度の授業料スクール
テックキャンプ、SAMURAI ENGINEER、
オンライン完結型スクール DMM WEBCAMP PRO(PR)
といった名前を聞いたことがあるでしょうか。こうした「エンジニアになれる保証!!」をうたったスクールは実の所は30万円スタートのモデルから考えて料金体系を考えています。例えば実際に受講者の9割以上をエンジニアにしている実績を掲げ、その実績に見合う教育(教える体制)を充実させるスクールです。
「義務教育でのの先生と生徒の感覚」に一番近いスクールではないでしょうか。それだから生徒の対象として想定しているのは主に高校卒業間もない年齢から転職を考える若い社会人を想定しています。(実際にそういった年齢層の生徒が多いです。)
月額数万円の授業料テックアカデミー
テックアカデミーが考えているのはエンジニアであって、そのエンジニアは必ずしも就職していなくても問題ないのです。誤解を与えかねないので追記しますと「就職できない」のではありません。就職を目標に据える訳ではなく、エンジニアとしての実力をつける事を第一に考えているのです。
今どきの時代であれば実力のあるエンジニアはランサーズやクラウドワークスといったサイトで仕事をとっていき活動することが出来ます。仕事の参入障壁は限りなく低く幅広いのです。
またテックジムでは学習者が個別に実力を示してトレーナーたちに「仕事が欲しい」とPRしていく事さえできます。実際にアルバイトレベルで仕事のとっかかりを体験している生徒さんもいる様です。
ただ、そうした行動を裏付ける学ぶ主体性が大前提です。共鳴できるのであれば共に学びましょう。インターンの制度も設けています。https://techgym.jp/about/business_person/
授業料無料のプログラマカレッジ
プログラマカレッジは企業に就職する事を大前提に考えている点で特殊です。自主性を求めないで「勧められた会社に就職する」生徒さんには最適でしょう。何よりも授業料無料。その代わりに確実に就職までやり遂げる事が大事です。
授業料無料だと、どうやって運営費用を捻出するのだろう?と疑問に思われるかもしれません。その回答はスクール生徒の卒業後の進路に大きく関わっているようです。
簡単に思いつくのは新入社員を求めている会社が、そこまで育てた教育機関にキックバック(成果報酬)をスクール側に払う仕組みです。
法律的には、一般企業とプログラムスクールが契約を交わして報酬額を明確にしておくと明快に取引が規定できるでしょう。そうすれば別途、「プログラムスクールと生徒の間」には金銭的やりとりが発生しない形での取り決めが成立します。
懸念点としては「ブラックな会社」をお勧めされるケースがあり得る事です。実の所、精神的にも学習者は就職先を選ぶ余地が少なくなってきます。
自分にはプログラムは合わないと考えて円満に退会する事例もあるようですが、「社会人として良いの?」という気持ちはずっと残ってしまいそうですよね。
この形の学習は「確実に就職まで学びきる!!」
という強い決意が必要で、学習者に引き返せない覚悟が必要です。
テックジムの理想に戻る
他スクールでの授業を義務教育の延長線上で考えてみましたが、テックジムでの「やり取り」は明らかに義務教育との差異を感じます。指導者も受講生も真剣な時間を過ごしています。緊張感の中で時間は濃密に流れて、その結果として実践的な思考回路が出来あがるのです。緊張感があると、学習者はタスクに真剣に取り組む傾向があり、それが深い学びを生み出す一因となります。
育っていく各人の理想像
ここまでの原稿を読んでくれた人たちは私がお勧めするプログラマー像について大体の「理想形」が出来そうな気がするのではないでしょうか。
どういった会社に就職するかをゴールにするのがプログラム学習の目的ではありません。
プログラム学習はあくまで「仕事の道具」を習得する過程です。その過程の中で自分を見つめ直し、取り組みたいビジネスの形を具体的にしていくのです。プログラム学習は、確かに単なるスキル獲得だけでなく、自己成長やキャリア形成においても重要な過程です。その過程で自分自身を見つめ直し、目指すべき方向性を明確にすることは、成功に向けての重要な一歩です。
プログラミングを「仕事の道具」として捉えると、具体的なビジネスへの適用が重要になります。例えば、どのような分野でプログラミングを活用したいのか、どのような課題を解決したいのか、またはどのようなサービスを提供したいのかなど、具体的な目標やビジョンを持つことが大切です。
テックジムの無料カウンセリングや東京本校の体験は、そうした目標やビジョンを達成するための一助となることでしょう。カウンセリングを通じて、自分のスキルや興味を伝え、それに基づいた具体的な学習プランやキャリアの方針を相談できるでしょう。
また、実際に東京本校での体験を通じて、学習環境やプログラムに触れ、自分に合っているかどうかを確認することができます。テックジムでの一つ一つの質問が次への成長へと繋がり、学習者が成長を実感できた時点で学習が終わる形が理想なのです。
プログラム学習は自分の可能性を広げ、新しいビジネスの道を切り拓く手段となります。しっかりとした計画と目標を持ちながら、学習を進めていくことで、将来的な成功に近づくことが期待できるでしょう。
〆最後に〆
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