オープンソース開発の利点難点と各社の立場

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オープンソース開発とは

(2024年4月9日改定)少し大きなテーマを扱います。オープンソース開発についてです。エンジニアの立場で考えて時流に対応する方針を考えます。

使えるものは使う立場です。

考えるのは技術のオープン化です。少し意外かもしれませんが、オープンAIを社名に使っているサムアルトマン等は基盤技術を全て公開しません。

会話系を中心としたAI技術の成果(ChatGPT)が使える環境が開放されているのです。
その中身は非公開。

対してメタのマークザッカーバーグは技術をオープンにして
色々な立場と連携しています。【詳細は後ほど】

オープンソース開発では開発者が内容を特定サイトでウェブに公開してます。
改良して公開することも自由ですし、一部だけ開発要素を付け加えて商用化
することも出来ます!!

開発の難点と利点

実際にオープンソース開発では技術情報の流出が懸念されています。開発者のノウハウ的な「知的財産」となりうる資源も流れていきます。単純に考えたら開発するからには対価が欲しいです!!

オープンソース開発の難点

OpenAI社における近年のクーデター事件では、こうした葛藤があったと言われています。アルトマンにとって理想的なソフト開発体制は当時の首脳と折り合わなかったのです。

もう少し事情が複雑なのはAIの開発の方向性も別問題として看過できないからです。トロント大学のヒントン博士が懸念するように、AIの進化を手放しで進められない面もあります。AI技術が悪用される懸念もあります。

オープンソース開発の利点

対してメタのザッカーバーグはオープンな開発を目指しています。特定の営利団体がAI技術を独占する世界は好ましくないと考えているのです。

ザッカーバーグの立場であるオープンソースの思想は外部の知見を活用し技術開発を促進する立場です。この考えにはIBMのアービンド・クシュリナCEOも賛同しています。

ザッカーバーグがオープンソースの思想を支持する別の理由は、外部の知見やアイデアを活用することで、技術開発のスピードや品質を向上させることができるからです。オープンソースのプロジェクトには、世界中の開発者が参加し、自分の専門知識や経験を提供することができます。これにより、多様な視点やアプローチが組み合わさり、イノベーションが加速されます。

また、オープンソースのアプローチは、技術の普及とアクセスの促進にも貢献します。ソフトウェアや技術がオープンになることで、特定の企業や組織に依存せずに利用することが可能となります。これにより、より多くの人々が技術にアクセスし、活用することができます。

IBMのアービンド・クシュリナCEOもオープンソースの思想を支持しています。IBMは長い間、オープンソースの推進者であり、多くのオープンソースプロジェクトに貢献してきました。クシュリナCEOの賛同は、IBMがオープンソースの重要性を認識し、その価値を活用していることを示しています。

ザッカーバーグやクシュリナCEOのようなリーダーがオープンソースを支持することで、技術コミュニティ全体が協力し、イノベーションを生み出す力が強化されます。これにより、より良いソフトウェアや技術が生み出され、世界中の人々に利益をもたらすことが期待されます。

トロンとLinux

話変わって、ここでオープンソースで開発されたOSの開発史を思い出してみます。今でこそWindowsとMACがOSとして台頭していますが、かってはTRONというOSがありました。

Tronの開発史

歴史についてお話しましょう。TRON(The Real-time Operating system Nucleus)は、1980年代に日本の技術者である石井裕が提唱したリアルタイムオペレーティングシステムの概念であり、その後TRONプロジェクトとして発展しました。

TRONプロジェクトは、リアルタイム処理が必要な組み込みシステムやネットワーク機器などの分野で特に注目されました。TRONプロジェクトは、オープンな標準規格としてのTRON仕様の策定や、TRONアーキテクチャに基づいたOSやミドルウェアの開発を促進しました。

その一環として、TRONプロジェクトではオープンソースのOSであるμITRON(マイクロアイ・トロン)が開発されました。μITRONはリアルタイム組み込みシステム向けに設計され、軽量で高速な動作が特徴でした。また、μITRONの基本機能は標準化され、広く利用されました。

しかし、一般的なパーソナルコンピュータ向けのオペレーティングシステムとしての普及は、WindowsやMac OSなどの他のOSに押され、TRONは広く一般に普及することはありませんでした。それでも、組み込みシステムや特定の産業分野では依然としてTRON仕様やμITRONが利用されています。

オープンソースのOSとしての別の成功例としては、
Linuxが挙げられます。

Linuxの開発史

Linuxは、世界中の開発者によって積極的に開発され、広く利用されています。Linuxは多くの分野で使用され、スマートフォンからサーバーまで幅広いデバイスで動作しています。

対して主流のWindowsとMACは根本的な基本構造は非公開です。(当たり前に)企業は利権重視。

政治や思想でもOpen

4月8日の日経新聞記事によるとブラジルでX(旧ツイッター)の制限がされています。制限解除の為に同社を率いるイーロン・マスク氏は動いています。そして、今後の動向次第ではブラジルからのXの撤退も示唆しています。

政治的にも自由でありたいですね。

人間だけが出来る事

最後にAIが出来ない、人間ならではの知性について考えてみましょう。創造性や感受性と呼ばれる分野があります。

人間の知性には、AIがまだ模倣できない独自の側面がいくつかあります。その中で、特に創造性と感受性という分野が重要です。

人間の創造性

創造性は、新しいアイデアや概念を生み出し、それらを組み合わせて新たなものを形作る能力です。

AIは大量のデータからパターンを見つけ出し、それに基づいて新しいものを生成することが得意です。

しかし、真の創造性、つまり独創的な発想や直感的な洞察は、まだ人間にしか備わっていないようです。その点、AIは苦手。

人間の創造性は、感情や経験、文化的背景など、さまざまな要素から生まれるものであり、AIがそれらを完全に理解し模倣することは難しいとされています。

人間の感受性

感受性は、情報や経験に対する感情的な反応や理解力を指します。人間は、言葉や表情、音楽などさまざまな形式の情報に対して感情を持ち、それに対する意味や価値を理解します。

同じ情報でも、それぞれの個人や文化によって異なる反応が生まれることもあります。この感受性は、AIにはまだ完全には実装されていない要素です。AIは情報を処理し、パターンを抽出することができますが、その情報に対する感情や意味の理解は、人間の感受性に比べると劣ります。

結論として、創造性や感受性といった分野は、人間ならではの知性の重要な側面であり、AIがこれらを完全に模倣することは難しいと考えられています。実際、AIと人間の協調や相補的な関係を通じて、両者の能力を最大限に活用する方向性が健全ですよね!!

〆最後に〆

以上、間違い・ご意見は
次のアドレスまでお願いします。
最近は全て返信出来てませんが
適時、返信して改定をします。

nowkouji226@gmail.com

また、この記事はChatGPT社のOpenAI
を活用して作成しています。

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