2024年12月時点での情報としてお届けします。環境構築で各種のソフトインストール時に参照できるリンクを残したい。また、インストールの中で生じた問題と解決法も残します。
環境構築と確認
環境構築は積み重ねの大事になる作業です。基本となるRubyが適切にインストール出来ているか、その後にRailsやSQLのインストールが出来ているか確認、データベースが適切か確認してGemも適切か確認しましょう。
なにより、今どきの作業なのでAIを使って自分の作業に問題がないか確認を続け、YouTubeなどで全ての作業が「通常どおり」に作業出来ているか確認してください。
Rubyインストール完了の確認
コマンドプロンプトで以下を実行して、Rubyが正しくインストールされていることを確認します。
出力例:
Railsインストール完了の確認
コマンドプロンプトで以下を実行して、Railsが正しくインストールされていることを確認します。
出力例: Rails 6.1.7.10(筆者のバージョン例)
エラー確認方法:
SQLiteや他のデータベースの設定
データベースとしてはアマゾンAWSを使ってます。私は初回インストールでPostalSQLで進めていましたが上手くいきませんでした。結果としてPostgreSQLの代わりにSQLiteを使用するように設定を変更する必要が生じたのです。以下の手順を試してください。 (参考.SQLite公式:SQLite Download Page)
localhost:3000 でサーバー確認
具体的な確認ツール
Ruby on Railsで「マイグレーションを追加する」作業は、データベースのスキーマ(構造)を変更するために使います。以下に、具体的な手順を明示します:
1. マイグレーションファイルを作成する
マイグレーションファイルを作成するには、Railsのrails generate migration
コマンドを使用します。
例1: テーブルにカラムを追加する場合
たとえば、users
テーブルにage
という整数カラムを追加する場合:
このコマンドで次のようなマイグレーションファイルが生成されます(ファイル名はタイムスタンプに基づいています):
例2: 新しいテーブルを作成する場合
products
という新しいテーブルを作成する場合:
これにより、次のようなマイグレーションファイルが生成されます:
2. マイグレーションファイルの編集(必要に応じて)
生成されたマイグレーションファイルを確認し、必要があれば編集します。例として、AddAgeToUsers
の内容は以下のようになっています:
このようにchange
メソッドが既に記述されていますが、複雑な変更を行う場合はup
とdown
を使ったメソッドを記述することもあります。
3. マイグレーションを実行する
マイグレーションをデータベースに反映させるためには、以下のコマンドを実行します:
- このコマンドにより、
db/migrate
ディレクトリ内のマイグレーションファイルが順番に実行され、データベースのスキーマが更新されます。 - 実行後、変更内容が
db/schema.rb
ファイルに記録されます。
4. マイグレーションの確認
マイグレーションが正しく適用されたか確認する方法です。
データベースのスキーマを確認
db/schema.rb
を確認すると、最新のスキーマが反映されていることを確認できます。
データベースを手動で確認
Railsコンソールでテーブルを確認します:
以下のようにしてテーブル情報を確認します:
5. マイグレーションのロールバック(必要な場合)
もし何か問題が発生した場合、直前のマイグレーションを取り消すことができます:
これにより、最後に実行したマイグレーションが取り消されます。
注意点
- バージョン管理: マイグレーションファイルはGitなどで必ず管理し、他の開発者と同期してください。
- 本番環境への適用: 本番環境では
rails db:migrate
を実行する前に、バックアップを取ることをおすすめします。
〆最後に〆
以上、間違い・ご意見は
次のアドレスまでお願いします。
最近は全て返信出来てませんが
適時、返信して改定をします。
nowkouji226@gmail.com
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