科学立国だった日本の名伯楽たち【今の時代との比較】

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教育が科学立国の礎

(2024/4/2改定)先ずは近代国家成立の時期から考えていきます。日本で言えば20世紀初頭の明治維新の頃でしょうか!?先人は先ず優れた他国の技術や思想をモデルとして取り入れていきます。

そして、生産性向上の為に規範を示しながらモデルを適用していきます!!
その手段が本稿の主題です。

時代を経て教育は変化してます。

国として予算を集め人に知識を詰め込む形から始まっています。そして今は、学習者の個別特性に応じて対応しています。そして何より産業では自立したエンジニアが求められている状況へと変化してます!!

産業の現場での教育

先日、酒を飲みながら仕事仲間と語った時に印象的な言葉を聞きました。
特定の部署が若いエンジニアを育てていないのです。東証上場で業界屈指のメーカー内での話です。

懸念事項を例示してみましょう。以下は、エンジニアを育成しない組織における潜在的な懸念事項の一部です:

技術革新の停滞:

エンジニアを育てない組織では、新しい技術やアプローチの導入が十分に行われない可能性があります。これにより、競合他社に比べて技術的な進歩が遅れることがあります。

社員のモチベーション低下:

エンジニアは、自己成長や技術的なチャレンジを求めることが多い傾向があります。育成機会が不足している組織では、エンジニアのモチベーションが低下し、離職率が上昇する可能性があります。

競争力の低下:

技術力の向上は、企業の競争力を維持するために不可欠です。エンジニアを育てない組織は、業界全体の中での地位を失い、市場シェアの減少や収益の低下に直結する可能性があります。

人材の流出:

エンジニアは、市場価値が高く、他の企業からの引き抜きの対象となりやすいです。育成機会が不足している組織では、優秀なエンジニアが競合他社に移籍する可能性が高まります。

革新的なプロジェクトの欠如:

エンジニアを育てない組織は、革新的なプロジェクトや新しい製品の開発が滞る可能性があります。これにより、将来的な市場ニーズに対応できなくなる恐れがあります。

これらの懸念事項は、エンジニアを育成しない組織が直面する可能性のある一般的な問題です。組織が持続的な成功を追求するためには、エンジニアリング部門の育成と成長に対する投資が不可欠です。

研究社会での教育

そもそも本稿執筆のきっかけは2024/3/17の日経新聞の記事でした。
記事タイトルは「名伯楽いずこに、科学が変貌」。

記事の中で印象的だったのは
名伯楽ってどんな人!?という問いかけ
に対して次の様に定義してた点です。
1.人として魅力がある。
2.。。。(略)。。。。
5.研究者として優れている。
6.打算的な行動をとらない。

こうした了見の広い、尊敬出来る伯楽には人が集まります。夢を抱き、コミュ力が高くて何処に出しても恥ずかしくない若者が育ちます。実際に沢山育てた人がいます。

生誕順に長岡半太郎、上田良二、平田義正、早石修、広中平祐。
夫々が沢山の人材を育てました。

そしてそれぞれが強力な組織を作っていきました。

早石修氏の口癖は「人とハサミは使いよう」だと言われています。
本人が色々と乗り越えてきたからこそ教え子の中身がわかるのでしょう!!
東大、阪大、京大で多くの人材を育てた
早石修氏の言葉だからこそ重みがあります。

教育システムの変容

日本の指導体制が変わってきています。
それだから生徒側も対応を変えて、
自分に適した学習法を模索しないといけません。

一昔前よりも環境に期待できないと考えて下さい。
例えば研究室を選ぶ時に過度な期待は抱かないで下さい。
それだから、考え方を変えて肯定的に考えましょう。

実際の21世紀における日本の教育システムの具体的な変化を以下の項目で示します:

ICTの活用:

情報通信技術(ICT)の導入により、教育プロセスが変革されています。インターネットを使った教材やオンライン学習プラットフォームが普及し、学習の柔軟性が向上しています。

グローバル化への対応:

国際化・グローバル化に対応するため、英語教育の重要性が増しています。英語教育の充実や国際交流プログラムの導入など、国際的な視野を持つ人材の育成が進んでいます。

授業内容の改革:

伝統的な教育方法に加えて、創造性や問題解決能力を重視した教育が推進されています。科学技術やプログラミングなどのSTEM教育の普及や、芸術・体育・健康などの教育領域の充実が見られます。

学校組織の変化:

学校組織やカリキュラムの柔軟性が増し、個々の生徒の能力や興味に合わせた教育が進んでいます。教育委員会や学校による自律的な教育改革の動きが活発化しています。

教育格差の是正:

教育格差の是正が重要視され、地域や家庭の経済状況に関係なく、すべての子供たちに均等な教育機会が提供されるよう取り組まれています。教育支援制度の充実や教育格差の原因となる要因への対策が行われています。

多様性の受容:

多様性を尊重し、異なる文化や価値観を受け入れる教育が進んでいます。多文化共生教育やLGBTQ+に関する教育の導入などが行われています。

キャリア教育の強化:

就職やキャリア形成に関する教育が充実し、生徒が将来の職業選択に備えるサポートが行われています。インターンシッププログラムや職業体験活動の拡充などが行われています。

これらの変化により、21世紀の日本の教育システムはより柔軟で多様性を尊重し、生徒の能力や将来に向けた準備を重視したものとなっています。

社会は自主的にキャリアを構築する人を評価します。
教育システムに期待するよりも自由度の高い選択を楽しんで下さい。

積極的に学ぶことで、きっと色々な経験が出来ます。
打たれ強いメンタルを育てて、
同時に自分の選択に邁進して下さい。
きっと将来は変わっていくはずです。

〆最後に〆

以上、間違い・ご意見は
次のアドレスまでお願いします。
最近は全て返信出来てませんが
適時、返信して改定をします。

nowkouji226@gmail.com

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