拡散・炎上に注意
SNSで「拡散」、「炎上」ってセリフを聞きませんか?
今回は具体的に3種のSNSに対して
メディアとしての意義を考え直してみたいと思います。
なによりSNSに関わる人の「時間の使い方」
が問われていくのではないでしょうか?
「SNSばかりしているとダメ人間になるぞ!」
と言われても、子供はじゃんじゃんSNSを使う訳です。
拡散の醍醐味
SNSでの大きな魅力は、拡散(例えばリツイート)
によって自分の発信情報が即座に広がる楽しさです。
SNSでの執筆作業
この記事ではSNSとしてフェースブック、インスタグラム、ラインを考えてみましょう。それぞれ、ユーザーとの関りの中で怒の特徴を持っています。
今後の情報のとらえ方
時代がドンドン進み、情報源としてSNSが重要になってきています。昨今(2024年8月)の時点で米国大統領選挙でドナルド・トランプとイーロン・マスクがSNSを使って対話、議論を深めている昨今です。
過去のメディアとの比較で考えていくと、「本の発行」と「SNSでの投稿」を比較してみましょう。前者では知性のある編集者が熟慮を重ねて何度も本の作者と対話・議論を繰り返して一冊の本が出来上がります。対して現代のSNS投稿では色々な場合があって、インフルエンサーが「おはよう」と届けたら瞬時に数千、数万人のアカウントに情報が表示されます。
当然、理性と感情の比較で考えてみた時に感情的な側面が重視され話が進みます。
社会人としての行動を考える上では、他にも重要な要素が考えられます。
1. 責任感と倫理観
- 本の発行: 本は、編集者や出版社のフィルターを通して、内容が緻密に検証されます。誤った情報や不適切な表現がないようにチェックが行われ、作者や出版社には大きな責任が伴います。
- SNSの投稿: 一方で、SNSでは個人が瞬時に情報を発信できるため、責任感や倫理観が個々のユーザーに直接求められます。不用意な発言や感情的な投稿が一瞬で広まり、後戻りできない影響を及ぼすことがあるため、社会人としては、自分の発信がどのように受け取られるかを常に意識し、責任を持った行動が求められます。
2. 情報の質と信頼性
- 本の発行: 書籍は、長期間のリサーチや編集を経て発行されるため、一般的には情報の質や信頼性が高いです。知識や洞察を深めるための一貫した情報源として利用されます。
- SNSの投稿: SNSは瞬時に情報を発信・拡散するツールであるため、情報の質や信頼性にバラつきがあります。社会人としては、SNSを通じて得た情報を鵜呑みにするのではなく、情報の信頼性を見極め、正確な情報源に基づいた判断が必要です。
3. 対話とコミュニケーションスキル
- 本の発行: 書籍は一方向のコミュニケーション手段ですが、時間をかけた対話や議論を通じて著者の考えを練り上げ、読者に提供されます。深い考察や洞察を共有するための媒体として機能します。
- SNSの投稿: SNSは双方向のコミュニケーションが可能なツールですが、リアルタイムでのやり取りが中心であるため、即座に反応を求められることが多いです。社会人としては、短時間で的確かつ配慮のあるコミュニケーションを行うスキルが求められます。また、意見の違いがある場合でも、冷静に対話し、建設的な議論を行う能力も重要です。
4. 時間と戦略性
- 本の発行: 書籍は長期的な視点で発行されるため、内容が時代を超えて価値を持つことが期待されます。戦略的にテーマや内容を決定し、発行されるため、持続的な影響を持ちます。
- SNSの投稿: SNSでは、リアルタイムの情報発信が主流であり、瞬時にトレンドが移り変わります。社会人としては、短期的な影響だけでなく、長期的な視点からの戦略的な投稿が求められます。情報の拡散力を利用しても、その内容がどのように影響を与えるかを考慮し、持続可能なコミュニケーションを心がけることが重要です。
5. リスク管理と危機対応
- 本の発行: 書籍の場合、内容が公開される前に徹底したチェックが行われるため、リスクはある程度コントロールされています。しかし、発行後のフィードバックや批評に対しては、対応が必要です。
- SNSの投稿: SNSでは、一度投稿された内容が瞬時に広がるため、リスク管理が非常に重要です。社会人としては、常にリスクを念頭に置き、万が一の炎上や誤解に対して冷静かつ迅速に対応する力が求められます。削除や謝罪の判断も含め、危機管理能力が重要な要素となります。
まとめ
SNSと書籍は、それぞれ異なる強みとリスクを持っています。SNSは即時性と感情的なつながりが強調される一方、書籍は知識や洞察の深さが特徴です。社会人としては、情報の発信や受け取りにおいて、責任感、リスク管理、倫理観、戦略性、コミュニケーションスキルをバランスよく考え、SNSと書籍の両方を有効に活用することが求められます。
書籍の方が「言論の質が高い」と決めつけて時流に乗り遅れてはいけません。
流れていく情報をコントロールして
快適にSNSと関わりましょう!!
〆最後に〆
以上、間違い・ご意見は
次のアドレスまでお願いします。
最近は全て返信出来てませんが
適時、返信して改定をします。
nowkouji226@gmail.com
【全体の纏め記事へ】
コメント