私は投資のプロではありません。投資に回す潤沢な資金もなければ、
複雑な自動売買(EA)の知識もありません。ただ、
日々Webサイトを運営して実務に励み、
「今の生活を大事にしていきたい」と願っている、
どこにでもいる普通の会社員です。
しかし、そんな私であっても、今回のGMO(お名前.com)への
サイバーテロと、それに対する政府対応を注視しています。
一市民として、強い危機感を覚えざるを得ないのです。
会議を繰り返し何が変わっていくのでしょうか。
なぜなら、
これは単なる一民間企業のセキュリティ問題ではなく、
我が国が世界に誇る「1万兆円(一京円)超」という
桁違いの経済エネルギー、つまり
国民が必死に築いてきた莫大な資産が
ダイレクトに動く、マーケットの心臓部が
狙われた国家的な危機(けいき)だからです。
私たちは、未来のために日本全体で育んでいるこの貴重な
「ケイの国富(お金)」を、ただ指をくわえてサイバー空間の
悪人に脅かされる流れを作ってはなりません。
私はこの国難に対し、地元の誇りであり、
国の経済安全保障の舵取りを担う
経済産業副大臣・高木けい(啓)先生
に、現場の、そして一有権者としての声を
届けることに決めました。
我が家にとって、地元の「王子神社」は先祖四代にわたる精神的な拠り所です。私のきょうだい、そして私の愛する娘の七五三も、すべて王子神社で見守られてきました。その神社の氏子総代を代々務められてきたのが、他でもない高木家です。
これほど深く地域に根ざし、私たちの人生に寄り添ってくださってきた高木先生だからこそ、私は一縷の望みを託したい。
私の言葉に高木議員が動かなければ、きっとこの国は動かない。
それほどの覚悟と信頼を持って、私は先生に問いかけます。
私は、単なるお上の決定に従うだけの存在でありたくはありません。一市民として、「国民と政治家の対話」を肌で感じたかった。だからこそ、自分の持てるITの知識と、地元の地縁のすべてをかけて、この声を上げます。
もし、地域を愛し、日本の経済を守る立場にある高木議員が、この「京の危機」を問題視しないというのであれば、IT実務者としての私の見識が間違っていたのだと、私も持論を綺麗にサッパリ取り下げましょう。
ですが、もしこの声が届くのであれば、どうか「貯蓄から投資へ」と突き進むこの国の、脆弱な足元を守るために動いてほしい。
今の平穏な生活をこれからも大事に守っていくために、一有権者として、視点を広げてこの国益の危機を論じます。
日本の命運を握る「埋蔵金」とサイバーテロの現実
「日本の名目GDPは約600兆円、国家予算は約112兆円です。しかし、我が国にはそれを遥かに凌駕する2,200兆円もの個人金融資産という『世界最大の埋蔵金』があります。
政府が『貯蓄から投資へ』『資産運用立国』を掲げるのは、この名目GDPの3.6倍もの巨富を銀行に死蔵(貯める)させるのではなく、投資へ回し、経済を動かす(使う)ことでしか、少子高齢化の日本が生き残る道はないと知っているからです。
実際に、日本の個人投資家が動かすFXの取引額は年間『京(けい)』の単位に達し、GDPの16倍以上の民間経済エネルギーがそこに渦巻いています。これこそが、日本が世界に誇る『投資大国』の裏付けです。
今回のGMO(お名前.com)へのサイバーテロは、この国家の命運を握る『投資インフラ』に対する直接的な国益の強奪です。数万人規模の国民資産が直接海外ハッカーに略奪されている現状を前に、政府が『民間個別の事案』として『能動的サイバー防御』の発動を静観することは、政府自らが掲げる『資産運用立国』の旗を叩き折る大矛盾ではないでしょうか」
この国難に立ち向かうため、Web実務者の視点から3つの致命的な論点を提示します。
論点①:【基幹インフラの定義のバグ】「クラウド・VPS」は現代の電気・水道である
現在の「能動的サイバー防御」が対象とする基幹インフラは、電力や金融など15分野に限定されています。しかし、これはデジタル社会の現実を反映していません。現代の投資促進、および民間経済を支える自動取引システムは、すべてクラウドやVPS(仮想専用サーバー)の上で24時間稼働しています。
サーバーが止まれば、経済の血流は一瞬で途絶えます。インフラの定義が時代遅れである現在のバグを放置することは、国益の重大な損失です。クラウド事業者も国家防衛の対象に含める運用の刷新が不可欠です。
論点②:【実害の凶悪さ】情報漏えいではなく、国民資産の「ダイレクトな略奪」
今回の事件は、単に「パスワードが漏れた」というレベルの話ではありません。ハッカーがサーバーに侵入し、一般市民の証券・FX口座へログインして、ダイレクトに資産を不正操作・略奪した「インフラ強盗」です。
日本が「貯めるから投資へ」と舵を切り、新NISAなどを通じて投資促進を本格化させているこの重要な局面で、このようなテロ行為を許せば、国民は恐れて再び金を貯め込んでしまいます。この『死に金』を投資に回して経済を循環(使う・回す)させなければ、日本に未来はありません。新NISAはそのための国家命題のはずです。投資の推進に向けた大きな流れを、サイバーテロによって絶対に萎縮させてはいけないのです。
論点③:【API・認証の限界】二要素認証(2FA)の盲点と、実務者が求めるべき本質的な対策
24時間自動で稼働する投資システムにおいて、毎回人間にコード入力を求める「二要素認証(2FA)」は、利便性と自動化を阻害するジレンマを抱えています。ハッカーはその隙を突いてきました。
これをユーザーや民間企業の自己責任で片付けていては、日本の投資環境の安全性は世界から見放されます。国益を守るためには、行政が速やかに主導し、金融機関とクラウドインフラ間で「信頼された特定の接続(IPやデバイス認証)のみをセキュアに許可するホワイトリスト型高度API」の規格化を推進するなど、実務に即した本質的な行政執行の後押しが必要です。
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